京都府議会 > 2012-05-01 >
平成24年総務・環境常任委員会5月臨時会[ 配付資料 ]
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平成24年建設交通常任委員会5月臨時会[ 配付資料 ]
平成24年議会運営委員会5月臨時会-2[ 別紙 ]
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平成24年関西広域連合に関する特別委員会5月臨時会[ 参考資料 ]
平成24年関西広域連合に関する特別委員会5月臨時会[ 配付資料 ]
平成24年議会運営委員会5月臨時会-1 表紙
平成24年5月臨時会[巻末掲載文書(目次)]
平成24年議会運営委員会5月臨時会 表紙
平成24年防災危機管理・地球温暖化対策特別委員会5月臨時会 本文
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平成24年少子・高齢社会対策特別委員会5月臨時会 本文
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平成24年5月臨時会(第2号)  本文
平成24年防災危機管理・地球温暖化対策特別委員会5月臨時会 表紙
平成24年議会運営委員会理事会5月臨時会[ 別紙 ]
平成24年少子・高齢社会対策特別委員会5月臨時会 表紙
平成24年文化スポーツ振興・京都ブランド戦略特別委員会5月臨時会[ 参考資料 ]
平成24年関西広域連合に関する特別委員会5月臨時会 表紙
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平成24年議会運営委員会5月臨時会-1[ 別紙 ]
平成24年議会運営委員会理事会5月臨時会 表紙
平成24年議会運営委員会5月臨時会[ 別紙 ]
平成24年文化スポーツ振興・京都ブランド戦略特別委員会5月臨時会 次第
平成24年文化スポーツ振興・京都ブランド戦略特別委員会5月臨時会 表紙
平成24年公共交通機関・道路整備対策特別委員会5月臨時会 次第
平成24年公共交通機関・道路整備対策特別委員会5月臨時会 表紙
平成24年公共交通機関・道路整備対策特別委員会5月臨時会[ 参考資料 ]
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平成24年文化スポーツ振興・京都ブランド戦略特別委員会5月臨時会[ 配付資料 ]
平成24年公共交通機関・道路整備対策特別委員会5月臨時会[ 配付資料 ]
平成24年5月臨時会(第2号) 名簿・議事日程
平成24年議会運営委員会理事会5月臨時会 次第
平成24年議会運営委員会理事会5月臨時会 表紙
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平成24年議会運営委員会5月臨時会 本文
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平成24年防災危機管理・地球温暖化対策特別委員会5月臨時会[ 参考資料 ]
平成24年防災危機管理・地球温暖化対策特別委員会5月臨時会[ 配付資料 ]
平成24年少子・高齢社会対策特別委員会5月臨時会[ 参考資料 ]
平成24年少子・高齢社会対策特別委員会5月臨時会[ 配付資料 ]
平成24年府民生活・厚生常任委員会5月臨時会[ 配付資料 ]
平成24年議会運営委員会5月臨時会 次第
平成24年総務・環境常任委員会5月臨時会 表紙
平成24年農商工労働常任委員会5月臨時会[ 参考資料 ]
平成24年建設交通常任委員会5月臨時会 本文
平成24年建設交通常任委員会5月臨時会 次第
平成24年府民生活・厚生常任委員会5月臨時会 本文
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平成24年議会運営委員会5月臨時会 表紙
平成24年議会運営委員会5月臨時会[ 別紙 ]
平成24年農商工労働常任委員会5月臨時会[ 配付資料 ]
平成24年農商工労働常任委員会5月臨時会 本文
平成24年文教常任委員会5月臨時会[ 参考資料 ]
平成24年府民生活・厚生常任委員会5月臨時会 表紙
平成24年警察常任委員会5月臨時会[ 参考資料 ]
平成24年議会運営委員会5月臨時会 本文
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平成24年農商工労働常任委員会5月臨時会 表紙
平成24年議会運営委員会理事会5月臨時会[ 別紙 ]
平成24年文教常任委員会5月臨時会[ 配付資料 ]
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平成24年警察常任委員会5月臨時会[ 配付資料 ]
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平成24年5月臨時会 目次
平成24年議会運営委員会理事会5月臨時会 表紙
平成24年議会運営委員会5月臨時会[ 別紙 ]
平成24年総務・環境常任委員会5月臨時会[ 参考資料 ]
平成24年建設交通常任委員会5月臨時会[ 参考資料 ]
平成24年府民生活・厚生常任委員会5月臨時会[ 参考資料 ]
平成24年議会運営委員会5月臨時会 本文
平成24年議会運営委員会5月臨時会-2 次第
平成24年議会運営委員会理事会5月臨時会 次第
平成24年文化スポーツ振興・京都ブランド戦略特別委員会5月臨時会 本文
平成24年議会運営委員会5月臨時会 表紙
平成24年5月臨時会(第1号)  本文
平成24年議会運営委員会理事会5月臨時会[ 別紙 ]
平成24年議会運営委員会理事会5月臨時会 本文
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平成24年文教常任委員会5月臨時会 次第
平成24年文教常任委員会5月臨時会 表紙
平成24年警察常任委員会5月臨時会 次第
平成24年警察常任委員会5月臨時会 表紙
平成24年5月臨時会(第1号) 名簿・議事日程

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  1. 京都府議会 2012-05-01
    平成24年建設交通常任委員会5月臨時会 本文


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成24年建設交通常任委員会5月臨時会 本文 2012-05-23 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 65 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  要約 選択 2 :  開会 選択 3 :  報告事項 選択 4 :  ◯伊勢田建設交通部長 選択 5 :  ◯伊勢田建設交通部長 選択 6 :  ◯林委員 選択 7 :  ◯伊勢田建設交通部長 選択 8 :  ◯林委員 選択 9 :  ◯伊勢田建設交通部長 選択 10 :  ◯林委員 選択 11 :  ◯伊勢田建設交通部長 選択 12 :  ◯林委員 選択 13 :  ◯松岡委員 選択 14 :  ◯伊勢田建設交通部長 選択 15 :  ◯松岡委員 選択 16 :  ◯井上委員 選択 17 :  ◯奥田委員長 選択 18 :  ◯辻道路管理課長 選択 19 :  ◯兎委員 選択 20 :  ◯野口建設交通部理事道路計画課長事務取扱選択 21 :  ◯辻道路管理課長 選択 22 :  ◯今井港湾課長 選択 23 :  ◯兎委員 選択 24 :  ◯馬場委員 選択 25 :  ◯辻道路管理課長 選択 26 :  ◯馬場委員 選択 27 :  ◯辻道路管理課長 選択 28 :  ◯馬場委員 選択 29 :  ◯辻道路管理課長 選択 30 :  ◯馬場委員 選択 31 :  ◯杉山建設交通部副部長(監理課長事務取扱) 選択 32 :  ◯馬場委員 選択 33 :  ◯杉山建設交通部副部長(監理課長事務取扱) 選択 34 :  ◯馬場委員 選択 35 :  ◯原田委員 選択 36 :  ◯辻道路管理課長 選択 37 :  ◯原田委員 選択 38 :  ◯伊東建設交通部技監 選択 39 :  ◯原田委員 選択 40 :  ◯今井港湾課長 選択 41 :  ◯原田委員 選択 42 :  ◯今井港湾課長 選択 43 :  ◯原田委員 選択 44 :  ◯今井港湾課長 選択 45 :  ◯原田委員 選択 46 :  ◯奥田委員長 選択 47 :  ◯今井港湾課長 選択 48 :  ◯奥田委員長 選択 49 :  ◯片山副委員選択 50 :  ◯伊勢田建設交通部長 選択 51 :  ◯片山副委員選択 52 :  委員会活動のまとめ 選択 53 :  ◯林委員 選択 54 :  ◯松岡委員 選択 55 :  ◯井上委員 選択 56 :  ◯馬場委員 選択 57 :  ◯平井委員 選択 58 :  ◯兎委員 選択 59 :  ◯原田委員 選択 60 :  ◯大野副委員選択 61 :  ◯片山副委員選択 62 :  その他 選択 63 :  ◯伊勢田建設交通部長 選択 64 :  ◯奥田委員長 選択 65 :  閉会 ↑ ページの先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1:                                      別 紙              議 事 の 経 過 概 要 ┌                                        ┐ │ 奥田委員長開会宣告の後、議事に入り、報告事項の聴取、委員会活動のまとめについ │ │ての協議等を行い、閉会した。                          │ │ なお、閉会に当たり、伊勢田建設交通部長、奥田委員長の順にあいさつが行われた。 │ └                                        ┘ 2: 1 開 会  (1) 奥田委員長から開会宣告が行われた。  (2) 京都府政記者会に加盟する各報道機関から撮影、録音等の申し出があり、許可する   ことが決定された。  (3) 委員会活動のまとめにおいて、委員会活動報告書の作成のため、事務局が写真撮影   を行うことが許可された。
    3: 2 報告事項   下記の事項について報告が行われた。   ・「京都府交通対策協議会」開催後の取組状況等について   ・広域交通インフラ検討委員会における検討状況等について 4:  (1) 「京都府交通対策協議会」開催後の取組状況等について ◯伊勢田建設交通部長  建設交通部からの報告事項2件につきまして、御報告申し上げます。  まず初めに、「京都府交通対策協議会」開催後の取り組み状況についてであります。  お手元の資料1をごらん願います。  4月25日に「京都府交通対策協議会」が開催され、4月26日に緊急メッセージが発信されたところでありますが、その後の対応について御報告いたします。  2ページ目をごらんください。  建設交通部では、今回の亀岡での事故を踏まえ、4月24日から27日までに亀岡の事故箇所と類似の通学路につきまして調査をいたしました。その結果、表でございますが、「側線がなく、児童が車道を歩いている箇所」が7カ所、「側線はあるが、歩行空間が狭く児童が側線を越え、車道を歩いている箇所」が35カ所、「側線があり、児童が側線の内側を歩いている箇所」が43カ所という結果でございました。  今後の対策でございますけれども、市町村教育委員会、警察署、土木事務所等の関係機関が、地域単位で開催する連絡会議などにおきまして講じ得る対策を協議いたしまして、路面表示などのハード対策を実施していくこととしております。  なお、事故が発生いたしました府道王子並河線につきましては、カーブ注意、交差点マークなどの路面表示や通学路の警戒標識を設置し、また、薄層舗装、交通安全施設の設置などの安全対策を現在行っているところでありまして、これらの対策は6月30日までに完了させる予定でございます。  建設交通部では、従来から府民公募型安心・安全整備事業等を活用しながら、より安全な通学路の整備に向けて努力してきたところでございますけれども、引き続き積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 5:  (2) 広域交通インフラ検討委員会における検討状況等について ◯伊勢田建設交通部長  次に、広域交通インフラ検討委員会における検討状況について御報告申し上げます。  お手元の資料2をごらん願います。  広域的な交通インフラのあり方について、学識者、経済界及び市長会、町村会で構成し、オープンに議論しております「京都府広域交通インフラ検討委員会」につきましては、建設交通常任委員会において、その概要を御報告させていただいているところでございます。今般、昨日5月22日に第4回の検討委員会を開催いたしましたので、御報告申し上げます。  検討委員会では、北陸新幹線について議論してきたところでございますが、今回の第4回から、これに加えまして「日本海側拠点港」をテーマとした議論を開始したところでございます。  まず、「日本海側拠点港」につきましては、別冊となっておりますカラーコピーでございますけれども、こちらの資料2-1をごらんください。  1枚めくっていただきますと、ページ数で5と打ってある、「取扱貨物量の推移」などによりまして京都舞鶴港の現況を御説明し、また、11ページ以降からは「日本海側拠点港」に選定された内容と取り組みを、最後のページでございますけれども、日本海側拠点港側から見た広域インフラと経済圏の西日本のイメージ図を説明しまして、委員の方々に御議論いただきました。  その概要でございますけれども、戻りまして、本資料2の2ページ目の結果概要のところをごらん願います。  まず、こちらの資料2の2ページ目の結果概要のところで、議事の概要のところでございますけれども、日本海側拠点港につきましては、京都舞鶴港が日本海側拠点港に選定されたことを受けまして、他の港や、鉄道や道路などの陸路も視野に入れた広域インフラ連携に向けた今後の取り組みについて議論をしていただきました。  これにつきましては、日本海側国土軸構築の観点から、港湾だけではなく、道路や新幹線などトータルの交通体系を整備する必要があるが、京都舞鶴港のポテンシャルを生かす施策をいかに練っていくかが重要であること。また、港間のネットワークだけではなく、港とまちのネットワークをいかに形成するか、他の港にはない優位性をいかに打ち出していくか等が重要であるとの意見をいただきました。  港に引き続きまして、北陸新幹線につきまして、もう一つ、別冊になっております資料2-2をごらん願います。  1枚めくっていただきまして、2ページ目にございますように、今後のスケジュール、国が考えている段取りのイメージ図を御説明いたしました。金沢と敦賀の間が2012年に着工し2026年に完成。そして、その先、敦賀から新大阪の間が2036年に着工し2046年の完成というのが、今、国のほうが描いている予定でございます。これは、リニア中央新幹線とあわせて、国の財源制約下にある整備新幹線の整備スケジュールということを御説明した上で、その次のページでございますが、3ページ目にありますとおり、敦賀以西の3ルートの概要や特徴について御説明し、御議論をいただきました。  また先ほどの資料2の議事概要のところに戻っていただきますと、資料2の2ページの「第4回検討委員会の結果概要」でございます。  御議論によりまして、整備スケジュールにつきましては、財源のみに縛られ、政策的に非常に貧困なものであるという点、また、国土政策として、一刻も早く関西までつなげることが重要であるという点、また、3ルートの比較につきましては、それぞれ整備の価値はすごくあるが、舞鶴港と同様、日本海国土軸の観点が重要であるとの御意見をいただきました。  また、敦賀以西のフリーゲージトレイン導入につきましては国から本府へ移行確認がされているところでございますが、その回答といたしましては、次のページ、こちらにございます資料の本体のほうの3ページ目でございますが、3ページの案のとおりの内容が妥当ということで御確認いただきました。  建設交通部からの報告事項は、以上でございます。 6:   (発言◯林委員  交通対策協議会開催後の取り組み状況の2の対策ということで、市町村、市町村委員会、警察署、土木事務所等で、地域単位、学校単位かもしれないですけれども、連絡会を持って、今後具体的な対策を行っていくと。建設交通部としては、そのハード対策などにおいて役割を果たしていくということだと思いますけれども、その下の今回事故があったところについては、路面表示、警戒標識等も含めて、かなり手厚いというか、万全の対策を講じるということだと思いますが、さっきの地域単位の連絡会での検討を、どこら辺までに済ませて、いつぐらいまでにその対策をきちんとしていくというような、何かスケジュールとか、それに伴う予算とかというのは何かあるのでしょうか。 7: ◯伊勢田建設交通部長  この府道王子並河線につきましては、お手元にある内容につきまして、既に現場は動き始めております。そのほかの箇所、特に上の表にあります1)番、2)番、3)番の大変危険な状態にある府管理道路につきましては、現在、地元での協議に既に入っているところでございます。そして、地元の協議が整ってから行う対策、例えばこの薄層舗装というのは、車道に段差が生じますので、一定、御不便をかける方がおられるので、こういう合意形成が必要なものにつきましては、スタートに多少時間がかかりますが、それ以外の例えば路面表示といったものに関しましては、できるところから対策を進めてまいります。  私どもといたしましてのスケジュール感は、2学期が始まります9月1日まで、8月中には、一定の対策を完了させたいと考えております。  なお、その予算につきましては、当初予算で計上しております府民公募型安心・安全事業の予算をフル活用いたしまして、その対策に当たっていきたいと考えております。  以上でございます。 8: ◯林委員  8月中には終わらせて9月の第2学期から、一定の対策がとれる形にしたいということで、早急に取り組んでいただきたいと思います。  あと、予算については、府民公募型公共事業なりの予算を優先的に手あてすると考えておられると。大体どのぐらいかかるようなイメージで考えていらっしゃるのですか。まだ、そこら辺は具体的に詰めていかないとわからないという感じなのでしょうか。 9: ◯伊勢田建設交通部長  府民公募型安心・安全公共事業、建設交通部関係の分といたしまして、30億円をいただいております。その約4割ぐらいは、こういう歩道に関するような事業に、従来からこれまでも取り組んできております。  ただ、今回さらに、それに加えまして、こういう路面表示などなど、特に通学に焦点を当てたような事業に取り組みたいと考えております。今のところの規模感といたしましては、5億円とか、6億円とかというような金額が必要になるのではないかと考えております。  以上でございます。 10: ◯林委員  ありがとうございます。  あと、警察等との連携であるとかということではあると思いますが、今回の亀岡の事故も、どこまでハードで防げたのかどうかということもありますし、交通の規制との絡みとか、ソフト対策の面とか、いろいろなことも勘案してやっていかなければいけないでしょうし、そういうことを踏まえた上での、当然ハード対策になろうかと思いますけれども、そこら辺の協議については、きちんと警察なりとのやりとりなどとか、地域との合意であるとかということも関係するのだろうとは思いますが、その辺のお考えだけ、お聞かせいただけたらと思います。 11: ◯伊勢田建設交通部長  まさに、地元市、学校教育委員会の関係の方、そして警察、加えて私ども道路を管理する立場のもの、大きくその4者が地元の沿線の住民の方等を交えまして、合意形成をしていかなければならないということで、現在、各地でそういう場を設けております。  特に、この亀岡の事故現場につきましては、事故直後からそういう協議を重ねてきまして、今回、このようなハード対策、既に現場はスタートしてきているところでございますので、この亀岡が先頭を切っているわけですが、他の場所につきましても同様に協議をし、合意形成をし、そして対策をとっていくというステップを踏んでいきたいと考えております。 12: ◯林委員  ありがとうございました。地元の現場のニーズであるとか、また、警察との調整であるとか、ソフト・ハードをしっかりと兼ね備えて、こういった痛ましい事故が起こらないように、万全の体制で整備事業を展開していただきたいということを求めておきたいと思います。ありがとうございます。 13: ◯松岡委員  ここでも写真で取り上げていただいていますが、天理加茂木津線は、私もこの場所で10年間ほど、子どもの交通安全にかかわってきた経緯があります。  今、木津の駅前再開発との絡みもあって、町道が少し変則になっているということで、JRが踏切を改良するとなると、かなり大変なハードルがあるということをお聞きしているのですが、抜本的に今そういう事業をされているならば、やはり将来的にもう、危険なままの改良では、また何か事が起こる危険性があると思うので、この辺をさわるからには、抜本的にできるようなことも必要ではないかと。JRと協議をしていただくなり、また、地元の市と協議していただく。それまでの間は、何らかの交通安全対策、今、警察の方とか、またボランティアの方々が安全誘導をしていただいていますが、当面はそういう臨時的な措置も必要かと思いますが、こういうところは抜本的にできるようなことでないと二重投資につながると思います。この辺、100近い箇所があると思いますが、当面できる改良と、そしてやはり抜本的にやらないと、また将来に禍根を残すことがありますので、予算の関係もあろうかと思いますが、この辺について、もし考え方があったら、教えていただけたらありがたいと思います。 14: ◯伊勢田建設交通部長  基本的には、私ども、分離された歩道、車が走る空間とは分離された歩道を通学路として児童の歩行空間を確保したいと考えております。ですので、分離された2メートル以上の歩道を設置するというのが、私どもの基本的な姿勢でございます。  しかしながら、道路の幅の制約がありまして、用地買収を伴うとかといったことで時間がかかっております。ですので、側溝にふたをかけるといった工夫もしてきておりますが、そういう分離された歩道を恒久的に確保していくという抜本的な対策をやりつつ、一方で、今回、私どもの調査の結果、危険だと把握した箇所につきましては、路面に表示をするとか、標識を立ててドライバーに注意を喚起するととか、車道にガタガタと音の出るような舗装をかけまして、ドライバーに注意を喚起し、そして速度の抑制をしてもらうというようなことを、これはどちらかというと応急的な対策になってまいりますが、それも早急にやっていきたいと、こんな姿勢でございます。 15: ◯松岡委員  早急に調査をしていただいて、もうこの悲しい出来事が起こらないように。もちろん、運転者の注意とか、いろいろな根本的な原因はほかにもあろうかと思いますが、安心して通えるように、犠牲を無駄にしないように早急に対策を打っていただきますことをお願い申し上げまして、終わりたいと思います。 16: ◯井上委員  私も通学路について少しお伺いをしたいと思いますが、福知山市は、二つ写真に載っております。いずれも市街地の周辺部が、こういった地域が多いと思うのです。一番問題なのは、こうして今、言われた車道と歩道を分離した形で進められると。何年か、かかってやっていただくとありがたいのですけれども、こういった周辺部、今の写真のところは、もうほとんど複式学級に近い学校なのです。私市大江線も、恐らく佐賀だと思います。こっちは夜久野だと思うのですね。これ、かたまって学校へ行きよるけれども、ほとんどこの子らが3分の1ぐらいの児童数じゃないかなと見ておるのです。  そうしたときに、完成したときに、もう児童がいないというのがよく出てくるのですね。本当にありがたい話で、国道も歩道化されていったときに、今度は学校へ通う子どもがほとんどいなくなっておるというのが、この福知山市の周辺の地域の事情であります。そういったかげんで、今の現在の子を守ろうというのは、やはり早急なスピードが要るのじゃないかと思っておりますので、スピード化でお願いしたいというのが1点と。  それから、こういった地域は、府道を通ってから、市道を通り、また府道に出るといった行き方をしておるので、恐らく市道も含めたら、かなりの数になっていくと思います。そういったところも、市と連携して早急にお願いしたいなと。市道になると、もっとひどいのです。これは恐らく、この2面の写真は、中央分離帯が引けない道路やと思うのです。幅員がなくて中央分離帯が引けないから、離合するのに、これも大江町へ越えるのと福知山へ来るのとで、離合するのに非常に狭いところ、それから小坂青垣線も兵庫県からとの離合ができない狭いところを通学するという状況で、篠村もそうやったと思います。亀岡の周辺部であるがために、狭い道路ですが、そこを行きよるというので、早急な、何かの措置をお願いしたいと思っておるわけです。 17: ◯奥田委員長  答弁はありますか。 18: ◯辻道路管理課長  1点目の事業のスピード化でございますが、取り組みの中で、年度の途中、あるいは事業中でありましても、暫定供用ができるようにしたいと思っておりまして、実際そういうふうに取り組んでおるというのが実態でございます。  それと、あと2点目の市町村の通学路でございますが、私どもとしましては市町村指導というのも一つの役割がございまして、市町村に対しましても、こういった連絡会の参加を呼びかけておりまして、精力的に取り組むようにお願いしておるところでございます。  以上でございます。 19: ◯兎委員  私も松岡委員がおっしゃったような形で少し関連するかもわかりませんけれども、木津加茂線の踏切がありますし、国土交通省から払い下げの旧24号のところ天理加茂木津線も、この前、部長に来ていただきまして、17日に見ていただいたと思います。  その中でも府が管理しているところ、払い下げになったところ、側溝幅、JRとの関係もありますけれども、橋台があって、それで拡幅も何もできないと。引き継ぎがあって、国道24号線が通ってから40年近く、あの状態のままですね。そういうようなとこもあります。また、木津加茂線の上流のとこの町びらき、これからひらかれるところも、JRのれんがづくりの卵形の橋台があるのです。あれも100年近くたっておりますし、そういうところは拡幅できないと。あそこも木津川市にとっても城山台という小学校ができますし、京大もできますし、そこが木津中学校区域ということで木津川市も考えておりますし、そこが通学区域になるのです。木津高校も、そこを通って今、抜けておりますし、そういうようなところを少し注意していただきたいと。  早急にと先ほど回答いただきましたけれども、ただ、道路上にぶつぶつの高軌道用のラインを引くとか、それはわかるのですけれども、縁石ブロックの250C、細かく言えば、C型・A型を置けば、25センチの落差がついて、そこに反射板をつける、ポストコーンとかつける。ガードレールを設置する場合には、地中埋設物2Bタイプとか、4Eタイプになれば、少しお金がかかりますし、共同溝もついておりますし、側溝内にはつけられないと。一応、今、側溝も卵形型が主流で、蓋版から変わってきましたね。そうなりますと、せっかくグレーチングのところを、もしくはコンクリート蓋のところを蓋版を入れられて、5メートルに拡幅と。道路管理課さんの担当になると思いますけれども、点検、中の維持管理的な形で、バキュームで清掃とか、地元の方も今やっておられますし、そういうところで足元の注意を。そして、歩行者の問題。1メートル20センチ以上歩道をあけて、身障者の方が通れなければならないとか、2メートル確保できないとか、そういうふうな問題が出てくると思うのですよ。そういうようなところも含めて、多分、コンサルタントを交えて検討を。ラインが一番早いのですけれども、そういうふうな構造物もできるような形、また、できないところも一般の方はわかられないと思いますし、そういうような地元の了解を得て。各市町村、福知山についても、こういう府道であって拡員がとれないと。5メートル未満のところは、そういうような歩道ができませんので、一方通行にはできないと。交通規制法でかかわってきますし、道路の一方通行ができたら一番いいのですが、今度、スピードが出るとか、そういう問題が出ますので、それも少し、多分やっておられると思いますけれども、その点、よろしくお願いしたいと思います。  それと、今度、舞鶴港に至って少しお聞きしたいのですけれども、私もここへ行ってきまして、一応どういうところか見てきました。舞鶴港、この2-1のほうで、ここの卵形の橋にかかっていると。トンネルを越えまして、そこにオープンカットで蛇篭で積んで、多分、去年の雨か何かで崩落して、やってあったと思いますが、のり枠工もきちんとやっておられましたし、きれいになっておりました。  今度この舞鶴港、今回指定ということで国際港ということになりますけれども、その中での冬場ですね。北部、北陸とか向こうに行きますと、温水式のやつをまいておられて、多分、凍結防止剤でやられると思いますけれども、今後の課題について、大型トレーラー、バス等が行きますと、液状型の塩化剤とか、粒状固形のやつでは間に合わないと思います。すぐしまってしまうという問題があるなと思いますけれども、そういうようなとこを少し注意していただきたいということで、お願いします。  また、小浜までは高速ができておりまして、小浜から敦賀湾の高速については、いつぐらいにできるのでしょうか。あれも北陸と、先ほどの部長の説明でありましたら、かなり関連してきておりますし、また、国関係になると思いますが、ネクスコ西日本になりますし、その2点、今、少し流用的に言わせていただきましたけれども、回答できるところがありましたらお願いしたいと。 20: ◯野口建設交通部理事道路計画課長事務取扱)  御質問の中での、舞鶴若狭自動車道の小浜から敦賀まででございますが、この件につきましては、平成26年度につながると聞いております。ネクスコ中日本のほうで施工されるということを聞いています。
    21: ◯辻道路管理課長  通学路の御質問でございますが、現地につきましては、承知しておりまして、実際、ハード面の施工は厳しいと思っております。  ただ、いろいろな知恵があろうかと思いますので、ハード面でも、できることにつきましては対応していきたいと思っておりますので、お願いしたいと思います。 22: ◯今井港湾課長  国際埠頭への臨港道路の凍結問題のことでございますけれども、ことしの冬については特に問題は聞いていなかったところでございますけれども、委員の御指摘もございまして、今後も状況を調査して適切に対応してまいりたいと考えてございます。 23: ◯兎委員  どうもいろいろ回答をありがとうございました。  平成26年にできるということで、これでしたら京都府が考えておられる京都縦貫自動車道、これも平成27年、平成28年で完成ということで、これでかなり舞鶴港がつながってきますし、北部の活性化になってくると思うので、その点、よろしくお願い申し上げておきます。  また、舞鶴港に至って今、回答いただきましたけれども、今度、旧のほうでほとんど舞鶴港の、海上自衛隊を越えて、もう一つの西舞鶴のほうになりますが、あそこも少し建物の老朽化とか、前の公園がきれいになっておりましたし、今、視察で入れないということで、かなりロシアのほうの船が日本の高級車を輸送という形になっておりまして、あそこも12メートル道路で、あの公園もきれいになっておりましたので、その点をわきまえて、交差点のバイパスですね、あれもできるということもお伺いしておりましたし、その点をまたよろしくお願い申し上げます。  あと、交通の歩道の関係について、そこを少し金額的な形で府民公募型ということで、自治会とことし協力しながら、地元の各市町村と協力しながら、33億円ぐらいでやられると聞いておりますので、その点も少し市町村と協力して、敏速に8月までにできるかわかりません、2学期に向けてよろしく京都府のほうでもお願いして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 24: ◯馬場委員  交通対策協議会のほうで少し質問させてもらいたいのですけれども、ここに92件、調査結果という形で載っていますけれども、この中で府民公募型安心・安全整備事業(公募型)は以前からずっと実施をしているわけで、その以前から申請があったものというのは、どこか箇所としてはあるのでしょうか。 25: ◯辻道路管理課長  公募型もありますが、現在、平成24年度におきまして、交通安全事業で取り組んでいる箇所がございます。全部で92カ所のうち、16カ所、取り組み中でございます。  以上でございます。 26: ◯馬場委員  公募型のほうでは、どうでしょうか。 27: ◯辻道路管理課長  現時点では、公募型については把握しておりません。 28: ◯馬場委員  特に、1番、2番のあたりなんていうのは、普通に考えても非常に危険だなと感じるところだと思います。車と児童が一緒のところを歩いている形になっていますし、そういった意味では、地域のほうからも声が上がっていってもおかしくないかなと思って話を聞かせてもらったのですけれども。  公募型以外で、交通安全の事業ということで16カ所取り組んでいるということですけれども、これはどこかから声が上がってということなのでしょうか。 29: ◯辻道路管理課長  基本的には、すべて地元自治会、PTA、また市町村からの要望でございます。  今、委員から御指摘がございましたけれども、1)の天理加茂木津線につきましても、JR踏切前後の歩道は既に完了しておりますけれども、踏み切り部分だけが残っている状況でございまして、今年度中には拡幅工事を終えたいなと思っております。  以上でございます。 30: ◯馬場委員  ぜひ早急に対処していただきたいなと思いますけれども、これ当然、公募型と同じような形で、それぞれの広域振興局、土木事務所がこれからすべて調査をして、設計を立てて発注をしていく形になるかなと思います。従前から委員会の中でも指摘をさせていただいていたのですけれども、公募型の事業の中でも仕事量としては非常に厳しいというような話も一部から聞いたりもしているのです。そういった中で、今回、急ピッチで2学期までに対策を何とかしていきたいということで進めていくということで、本当に必要なところですから、対策はしっかりとしていただきたいなと思うので、ぜひ現場のほうにも、人員を含めて対策はしっかりととっていただきたいと思います。  公募型に関しては、今も言いましたように、こういった府民からの声に対して、しっかりとこたえていくという意味では、どこの箇所に関しても、当然、府民の皆さんは危険を感じたり、不便を感じたりして声を上げているわけですから、そこに対して早急に対応していくというのは必要かなと思うのです。  ただ、先ほども言ったように、なかなか人員的に厳しいところもあって、年度末にまとめて発注になったりという形にもなっているかなと思いますし、そういった意味では、声が上がったら、すぐに対処できるような体制というのも、これからしっかりと立てていただきたいと思いますけれども、その辺の体制の面は今後、何か対策というのは考えられているのでしょうか。 31: ◯杉山建設交通部副部長(監理課長事務取扱)  府民公募につきましては、土木事務所のほうで設計監理のあたりでコンサルを活用したり、図面の色塗り等でアルバイトを活用したり、アウトソーシングできるものはアウトソーシングして、執行体制は一定確保してやってきておるというのが実情でございます。  今回の対策協議会の議論につきましても、従前、なかなか現場の話がうまくまとまらなかったのですけれども、市町村の教育委員会、それと市町村、京都府の土木事務所、警察、そこら辺、地域の交通安全対策協議会の構成メンバーの重立った方に集まっていただいて、連絡会というものをつくりまして、そこで点検をしていこうということで今、取り組みを進めておりますので、一定の対応は早急にやっていきたいというぐあいに考えております。  以上でございます。 32: ◯馬場委員  アウトソーシングなども活用してということでしたけれども、確かにアウトソーシングに任せてしまえば、仕事自身は回るかもしれないけれども、土木事務所自体の体制が本当にしっかりしていないと、アウトソーシングに出した仕事のチェックというのが土木事務所ではできなくなるという体制にもなってくると思いますし、そういった現実問題、技術面での後継者育成というのは非常に厳しいというような状況も聞いています。そういった意味では、しっかりとした体制を土木事務所の側でもとっていく。本当にこういったスピード感を求められるものですから、必要なものは最悪アウトソーシングというか、外に発注というのはいた仕方ないかなと思いますけれども、それでもやはり土木事務所のほう、本体のほうの体制の維持というのは必要ではないかなと、今、話を聞いていて感じたのですけれども、その辺はどうでしょうか。 33: ◯杉山建設交通部副部長(監理課長事務取扱)  昨今、一時は、委員も御存じのように、採用が非常に厳しい時代もありましたけれども、ここ数年は、いろいろな仕事の仕方が変わってきております。ということで、府民参加であったり、地域の御意見を聞く機会を積極的に、府から地域に出ていけという形で仕事をしておりますので、一定、採用のほうも人事当局にも訴えておりまして、過去よりは若干多い目に、ここ数年はなってきておりますので、今後、仕事の仕方が変わっていくのだと思います。府の執行体制についても毎年見直しをかけて、しっかりやっていきたいと思っております。  以上でございます。 34: ◯馬場委員  しっかりとした体制、本当にとっていっていただきたいなと思います。以前よりは大分、採用の面でも頑張っているというお話でしたけれども、現場サイドで地域に出ていってというのは、本当にいいことだと思うし、地域に出ていって、こういった危険箇所に関しても従前にわかっていれば、なおいいことだと思います。また、事故が起こる起こらないは関係なく、こういった危険な箇所に関しては対策をしておくことが必要だと思いますし、そういった意味では、なおさら地元というか、現場サイドでの人員の確保というのは必ず必要になってくる問題です。そういった意味で、これまで以上に、ぜひ人員の面でも対策面、頑張っていただきたいなと思います。  以上です。 35: ◯原田委員  私は簡単に何点かだけ。  一つは、この交通対策協議会の関係で、府道の点について資料をいただきました。ただ、京都市分については、京都市が管理ということで出されてないのだと思いますが、当然、このところには京都市も参画されているのではないかと思いますけれども、この道路の状況について、この数字は京都府下の分だけで、市外ということでいいのですか。 36: ◯辻道路管理課長  京都市域を除く京都府内全域でございます。 37: ◯原田委員  京北やらも含めて、今、市域に入った部分、あるいはこの京都市内でも、府道との関係での危険箇所等が、この間の京都新聞には報道はされていましたけれども、やはり府としても、実際の工事云々については京都市になろうかと思いますが、9日にはぜひ、そういう京都市内部で府道部分のかかわりでの危険箇所等があるのかないのか、あるとすれば、ぜひ御報告いただけるようにしていただけないかと。これは資料もしわかれば請求、今すぐ答えられれば答えていただいても結構です。また、でなければ資料請求をさせていただければと思います。どうでしょうか。 38: ◯伊東建設交通部技監  今おっしゃいました、新聞等では報道はされていますけれども、基本的に、先ほど道路管理課長が答えましたように、京都府が道路管理者として管理している道路について、今回緊急に調査をさせていただいたと。したがいまして、京都市域の府道についても、これは京都市が道路管理者になっておられますので、そこはそこで責任を持って調査をし、管理をされているということでございます。ですから、今、持っているのは新聞報道程度ですが、認識しているということ。 39: ◯原田委員  府道ということですが、管理は確かに最初から僕も言っているように京都市であり、工事も責任とるのはあれですけれども、京都府としてもその資料を、もしないのであれば、京都市等に要望して、実態把握はちゃんとしておくことが必要ではないかと思いますので、その点は要望しておきたいと思います。  それから、舞鶴港の関係です。舞鶴港の関係での資料の4ページ、5ページのところで、貿易としては非常に伸びているように見えます。ただ、よくよく見ると、この石炭の関連が非常に大きい部分を占めている状況の中ですけれども、この間の内容で、特に平成22年、平成23年については大きく輸入が伸びている。これは主な主要要因としては石炭が中心になろうかと思いますけれども、そこら辺の具体的な数字等々で、わかれば教えていただけますか。 40: ◯今井港湾課長  石炭自身の数字については、今ちょっと手元にございませんけれども、その表を見ていただきまして、例えば5ページの右下の表ですね、その中の輸入の部分が、平成21年度188万トンから平成23年度409万8,000トン、2.2倍になってございます。御指摘のように、これだけ伸びの大きな原因は、輸入の分でございます。全体の内訳といたしまして、その上の4ページの同じく右下の表の中にございますけれども、フェリーが2分の1ぐらい、石炭が3分の1ぐらいということでございますので、全般的にいうと、こういった状況かと考えてございます。  以上でございます。 41: ◯原田委員  先ほどお話しいただいたのは、このグラフを見ればわかる話で、このふえた要因としてどうなのかということが、このフェリーについても、例えば、この円グラフでは、この3年間あるいは4年間の推移の変動というのがわからないわけで、その点での状況がもしわかれば教えていただきたいということで、今、聞いたのですが。 42: ◯今井港湾課長  今、少し手元に資料がございません。申しわけございません。 43: ◯原田委員  もしわかれば、後ほど教えていただきますようにお願いをしておきます。  舞鶴の振興というのは、京都にとって非常に大事な、重要な課題になるわけです。また、一番後ろのページのところに、これは関西広域連合の資料だと思いますけれども、全体の扱い量等がここのところに出されています。ここにも書かれていますように、そういう意味では京都のこれからの頑張りが非常に求められる。すぐ隣の、先ほど道路がつながると言っていた敦賀においても、3万TEUですかね、コンテナ部分が動いているということも含めて言うと、京都はまだまだ非常に少ない状況がここにも示されています。残念ながら、京阪神のほうの航路の数・量においても圧倒的な部分を占めておるし、便数も多い。取り扱い料金等も安いことも含めてあろうかと思いますし、その辺でのインセンティブをどうするのかということが求められていると思いますが、その点等の今後の見通しや計画についても少し教えていただけますでしょうか。 44: ◯今井港湾課長  ごらんいただいている図面、イメージ図の中で、阪神港が427万TEU、伊勢湾が264万TEUということで、合計690万TEUございます。これに対して、今、お触れいただきましたけれども、舞鶴については8,000TEU、敦賀については3万TEUということで、合計しても3万8,000TEUしかございません。阪神港、伊勢湾の合計に対するわずか0.5%という状況でございますので、この点につきまして、私ども、昨年11月に日本海側拠点港に選定していただいたところでございますので、それに基づいて、これから貨物量を伸ばしてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 45: ◯原田委員  わかりました。これ以上聞いても多分お答えがそれ以上出ないでしょうから、あれですが、ぜひしっかりと舞鶴港の振興・発展。以前にも自動車についても隣の港に結構持っていかれているというふうなこと等も、価格問題でもなかなか競争が厳しい状況もありますので、そういう点での御努力を求めて終わります。 46: ◯奥田委員長  先ほどの原田委員の質問に対して、今井課長のほうから資料が手元にないという御発言がありました。原田委員は、趣旨的にはできれば資料要求と。ただいまの件につきましていかがされますか。 47: ◯今井港湾課長  ただいまの資料につきましては、正副委員長と御相談させていただいた上で対処させていただきたいと思います。
    48: ◯奥田委員長  承知しました。  他に御発言はございませんか。 49: ◯片山副委員長  1点だけ、少しお伺いしたいのですけれども、先ほどから委員の中で、交通対策協議会を開催後、いろいろ点検をしていただいて、また、各行政の部ですか、教育委員会であったり、文化環境部、警察本部、そしてこの建設交通部とあって、いろいろ意見が出ましたけれども、その中で部長が先ほどの答弁の中で、財源が5億円か6億円ぐらいかかるであろうということを、それを府民公募型の財源を使ってやりたいというような答弁があったのです。しかし、これ少し趣旨がおかしいのじゃないかなと。  これほどしっかり取り組んでいかなければならないことは、これは補正でも組んでね。府民公募型というのは、あくまで府民の皆さんからいただいてであって、どうも話を聞いていたら、役所の中で人を集めて、それで危険箇所とかいうて言うているので、もっと本来、府民公募型というのは、府民の皆さん方から提案があるわけでありますので、それはしっかり30億円という予算は置いておいて、これでまた別に5億円、6億円かかるのでしたら、これは補正で対応していかなね。こんなことをしていたら、従前からの府民公募の、まだまだ積み残されたところの財源がなかったら対応できないのじゃないかなと、そういうように危惧しましたので、それがしっかり財源を確保して、財政課と調整して、今回取り組むのは、5億円、6億円かかるのだから、これはしっかりした裏づけをくれと、財源をくれということは、はっきり言うてもらわなければ、あるとこの財源ばかり使っていくと、従来、本当にやらなあかん河川のしゅんせつであったり、河川の護岸の改修、これ府民から提案があったらやらなあかんわけであって、それはこっちも優先的にやらなければならないというのはよくわかるのですから、この予算は予算でしっかりと別のところで確保していただきたいなと。これは部長に言うても、財政のほうも言わなければならないなと思っておりますけれども、そういうような形で、ぜひとも対応していただきたいなと思っております。  それと、交通安全対策事業で16カ所ぐらい上がっている中で、点検をしたということで、これは従前からの対策で、事業として今、取り組んでもらっておりますので、もう一度、少し点検をしていただいて、本来、もう少し数がふえるの違うかなと思っておりますので、その辺も、もう一回、部の中で交通安全対策事業というのを、もう一度見直していただきたいなというのが1点。  それと、あと府民公募の締め切りが6月29日でしたね。先ほど答弁でありましたように、PTAであったり、学校等いろいろ意見を今、聞いておる状況やと。果たして、これ6月29日に間に合うのかなと。今回は少し期限でも延ばして、また、この予算30億円ありますけれども、これもやっぱり少しボリュームアップさせて、一回、この年は、しっかりとこういう子どもたちの安全を守る年だと認識していただいて、ハード面をしっかり整備するというような考え方に変えてもらわなければあかんの違うかなと。6月29日で切ってしまって、府民の皆さん方から今せっかくね、こういう子どもたちの交通対策、また道路の安全確保を、せっかく府民の皆さん方が意識が高い中で、従前のように6月29日で締め切ってしまうと、本来やるべきことができないのじゃないかなと思っていますので、その辺、少し募集期間の延長と財源のしっかりとした確保について、もう一度、答弁いただきたいなと思います。 50: ◯伊勢田建設交通部長  4月23日に、私どもが管理する府道王子並河線で、大変痛ましい事故が発生しました。私ども道路を管理する立場といたしましても、無謀な運転だったとはいえ、私どもが管理している道路で事故が発生したということですので、あの事故を受けて、私どもの置かれている、取り組まなければいけない事業も大変変化してきていると考えて、今回調査をし、そして緊急的に取り組む対策を8月末までには終わらせたいといった姿勢でおります。  ですので、何にせよスピード感が大事ということで、今はとりあえず、当面、手元にある事業費、手元にある資金を目いっぱい活用して、やっていきたいと考えております。ほかの事業も一方では進んでいきますので、そのやりくりがどのようにできるのか、もしできなければ、また議会のほうにも、財政のほうにもいろいろお願いしていかなければいけないと思っておりますが、今は何はなくとも、手元にある資金を活用して、スピード感を持って取り組ませていただきたいと考えております。  また、交通安全事業の中身につきましても、今回の事故を受けまして、通学路対策というテーマは大変浮上してきておりますので、事業の優先についても御指摘を受けて見直していきたいと、再点検したいと考えております。  府民公募型の締め切りでございますけれども、6月29日、6月中で締め切っておりますけれども、一方で、むしろこの安全対策のようなものは、もう既に来ておるものもございますので、締め切って審査というような一連の流れの中だけではなくて、例えば、こういう安全にかかわるものは、なるべく審査を早目にする、もしくは締め切りは一定あるものの、それを過ぎて全く受け付けないとか、そういうことではなくて、その辺も今回の事故、この通学路というテーマに関しましては、優先的に、そして臨機応変に対応していくように取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。 51: ◯片山副委員長  大変財政厳しい中、やりくりで御苦労をかけると思いますが、議会も一定、また府民の皆さん方も、やっぱりこの子どもたちの安全を守るということに関しては、私は今、集中的に投資をしていくべきだなと思っておりますし、スピード感を持つために、今、手元の資金で早急に対策を打ってもらうことは大変ありがたいと思っておりますので、我々議会側としても、十分に財政にも働きかけて、ことしは交通安全の対策の年だと、子どもたちの命を守る年だということで、集中的に投資をする年だと思っておりますので、本当に対応をよろしくお願いいたしまして、終わります。 52: 3 委員会活動のまとめ  (1) 今期1年間の本委員会の活動を終えての総括的な所感や意見、要望等について、各   委員からの発言を本委員会の活動のまとめとすることが了承された。    また、手元に配付の「委員会活動報告書(案)」については、発言の参考とすると   ともに、各意見については、「委員会活動のまとめ」として追加記載の上、次期委員   会の初回委員会において、理事者席をはじめ、各席へ配付することが了承された。  (2) 委員会活動のまとめについての協議が行われた。 53: ◯林委員  それでは、まとめさせていただきます。  東日本大震災が昨年の3月にありまして、議員改選後、初めてとなる委員会で、私も初めてこの建設交通常任委員会という委員会に入らせていただきました。この活動報告書の案にもいろいろありますけれども、管内外の調査も含めて、多岐にわたる事業、またニーズの多様さも実感いたしましたし、この震災を受けてのニーズの高まりや、現場の声も含めて、これまで以上に非常に重要性が増した部門のことを審査、審議するような委員会に入らせていただいたと思います。  また、一つ一つの事業が非常に予算もかかり、また期間もかかり、財政の制約もある中で、懸命に御尽力いただいていることを改めて実感いたしました。  特に、この1年間、最も関心が高かった防災・減災という関連で言えば、本当に着実にハード面を整備するとともに、ソフト面での対応とのリンケージ、また他の所管との連携などトータルなデザインの中で、このハード整備をどう位置づけていくのかということも非常に大事だなということを改めて実感いたしました。  また、防災・減災とは別に、一般的な社会資本の老朽化対策等も、これからどんどん重要になってくると思っておりますので、厳しい状況の中ではございますけれども、着実に取り組んでいただきたいと思います。  また、近い将来懸念される三連動地震、東海・東南海・南海地震であるとか、そういう部分に関しては、京都府がまた支援する側としての構えも一定していかなければならないということもあろうかと思います。  いずれにしましても、災害に強い京都づくり、また命を守る事業をしっかりと着実にやっていただくことが府民の安心・安全を守ることにもなりますし、また経済の活性化にも、一定貢献していくことになろうかと思いますので、そういった観点からも、今後の事業の展開を心から期待して、この1年間のまとめとさせていただきたいと思います。  最後になりましたけれども、奥田委員長、また片山・大野副委員長を初め、委員の皆様、そしてまた部長を初め、理事者の皆様には、この1年間大変お世話になりまして、まことにありがとうございました。心から感謝を申し上げまして、委員会活動のまとめとさせていただきます。ありがとうございました。 54: ◯松岡委員  私も、林委員がおっしゃられたように、東日本大震災を受けて、身近なものをまた新たな視点で見直してこられたと思います。耐震はもちろん、普段生活していく上で、住宅、そして会社や学校、またそれに付随する生活の中で危険が潜んでいますが、京都府が今まで築いてきた社会的な資本、それらの見直しを新たに、また災害の観点からも強く意識をするような委員会であったと思います。  そして、道路整備にしろ、河川整備にしろ、まだまだ遅れているところがあるということを実感したところであります。予算の関係も大変厳しい時代でございますので、やはりより細かな優先順位を決める新たな施策も必要になってこようかと思います。  しかし、また反面、新名神高速道路、そして舞鶴港の国際港としての新たな光が見えてきた年であったと思います。これらのことが、京都府全体に発展する新たな視点になると思いますので、この新名神高速道路、そして舞鶴港、これが京都府の未来をつくっていく、この出発点になったかもしれません。それらにおいて、京都府全体としてどのように整備していくのか。京都縦貫自動車道も整備がほぼ終わりに近づいたと、大きな一つの幹ができましたので、今度は枝をつくっていく時代に入ったと思います。今日まで府が投資してきたものを、将来の京都府の活性化と府民の幸せのためにつながるような、そういう絵がこれからますます重要になってくると思いますので、私どもも気づいた点をどしどしと意見を出し合って、そして新たな時代を築いていく年になったと思っておりますので、奥田委員長を初め、片山副委員長、大野副委員長、そして委員の皆さん、理事者の皆さんにも新たな視点を植えつけていただきますように、私も切磋琢磨することをお誓いしながら、この委員会を終わりたいと思います。  ありがとうございました。 55: ◯井上委員  私は府議会議員になってこの建設交通常任委員会が初めてでした。まず第一印象が、理事者の皆さん方には大変親切、丁寧に答えていただいたと思っており、福知山市に帰りましても、いつも京都府は大変親切だということを申しております。  私の選挙区の福知山市においては、どうしても少子・高齢化社会の中で、人口を今の8万1,000人から8万人に減少するのをいかにしてストップさせていくかということがやはり最大の課題であるということで、これは道路の整備と鉄道の整備という二つにかかっていると思います。一つは、若者に北部・中丹地域に住んでもらうには、鉄道の電化促進をして、何とか京阪神への移動時間を短縮する。それから産業の発展は、やはり道路網にかかるという二つの点を上げてまいっております。  そういった中で、京都縦貫自動車道が天橋立から沓掛にかけて平成26年に開通し、京都の背骨が京都市内から丹後まで通るということは、本当に明るく、我々にとってもありがたいと思っております。  しかし、京都縦貫道は綾部を通過するので、福知山市の経済界にとっては、どうしても危機感があるということは、これはもうずっと申しているところでございます。沓掛から京丹波わち、瑞穂インターまでインターが11カ所あって、そこから先がないというのが非常に懸念されているところです。これは要望なのですけれども、京丹波町の三ノ宮のあたり、福知山市の大身にかけて、そして瑞穂和知線、そして173号線のかかるところあたりにインターがあれば、「エコートピアみわ」が将来的には非常に助かるのではないかということも思っております。そういった中で、この1年、声を上げてまいりました。  しかしながら、災害に強い地域づくりということには、大変御尽力をいただいております。管内調査で笠置町の切山地域に行き、地すべり対策を見させていただいたときに、あの工法はすごいなと私は思いました。電車と道路の両方を見なければいけないということで、府議会へ通うのも、電車と車の半々にしておりますが、瑞穂の水原のところで山崩れがあるというので、山をとってしまうといった工法をされているのを見ました。こういった災害の危険箇所の対策をやっていただいていることは、非常にありがたいことでございます。  もう一点は、KTRの件でございます。KTR利用促進というのを本常任委員会で検討し、公共交通機関・道路整備対策特別委員会でも要望活動に行かれておりますけれども、私は、KTRができたときの地元の感動というのを、その地域の人たちが忘れずに、そういったことを根本として利用促進をしなければいけないということは、声を上げております。その中で、7億8,000万円の補てんをしていかなければいけないし、こういう状況であるから乗って残そうというアピールも必要であるということを大槻社長さんとも話をしたりしています。我々府議会議員、それから福知山市会議員というのは、地域の方々に一番身近な立場でございますので、そういう運動もしなければいけないという思いもしております。  この1年間、市で見ていたこと、また府へ来て学ばせていただいたことは、私の大変大きな財産になったと思っております。また、委員長さん初め、理事者の皆さん方には大変失礼なことも申したかもわかりませんけれども、どうか御容赦願います。本当にありがとうございました。 56: ◯馬場委員  1年ありがとうございました。  東日本大震災を受けて、防災面でもそうですけれども、新聞・テレビなどでも報道される中で、改めて地元建設業の果たすその大きな役割というのが明らかになったのではないかなと思っています。  ただ、その一方で、実際にその現場を見てみると、下がり続ける設計労務単価が示すように、本当に厳しい状況というのが地元の建設業の中には広がっているというのが今、明らかになっているのではないかなと思っています。  それでも、やっていくためにということで、非常に厳しい過度の価格競争が進められる中で、最低制限価格に入札価格が張りついてしまうというような現象があったりとか、最低制限価格のないものに関して言えば、30%、40%の入札が常態化をするというようなことがある中で、本当に厳しい状況があるのではないかなと思っています。  本委員会でも、こういった状況を受けて、我が会派からも提案をしましたけれども、建設業の今の現状をしっかりと見ていこうということで、専門家を呼んでの今後のあり方についての聞き取りというのも行いました。その中で、入札制度の改革であったりとか、あと公契約大綱といったものを制定することにつながったのではないかなと思っています。  また、耐震化を進めていくというところでも、なかなか進まない現状の中で、やはり具体的に何か対策を打っていかなければいけないということが委員の中でも一致したと思います。その中で、簡易改修の助成制度なんかも実現をしていったのではないかなと思います。こういった前進は、本当に本府の中でも建設業界の健全育成に向けた新しい一歩になったのではないかなと私自身も感じています。  ただ、しかし一方で、今、挙げたような成果の中でも、まだまだ課題として残っている部分というのは多くあるのではないかなと感じています。  まず、入札制度の改革ですけれども、公契約大綱に関して言えば、今後も見直しを随時行っていくことになっていますけれども、中身を見てみると府内業者への発注の徹底ということは、大きく明記をされています。また、重層下請構造の解消に向けた動きというのも、一定見られると思います。  ただ、その一方で、労働者の賃金に関しては全く触れられていないと。極端な低入札のこの競争の中で最も大きなしわ寄せがいっているというのは、やはり末端の労働者ではないかなと思いますし、ここの問題解決がなければ、やはり入札制度の改革であったりとか、公契約の問題の解決は図れないのではないかなと思っています。  知事の公契約と私契約を区別するべきではないというような考えがあるということも存じていますけれども、その結果が、今、公契約の中でワーキングプアであったりとか、公共工事の中では食べていけないというような声が上がっているということをしっかりと認識する必要があるなと思いますし、この問題の解決には、引き続き全力を挙げていくことが必要ではないかなと考えています。  また、耐震化の取り組みに関しても、耐震化には直接つながらない今回の簡易改修の助成制度に踏み切ったということで、大きな呼び水になるのではないかなと私自身も期待をしていますし、呼び水という点で言えば、この間、委員会の中でも指摘をしていましたけれども、市町村の後押し、これをしっかりと進めていく上でも、府の直接制度にするべきではないかなと思います。また、簡易改修を実施した京都市の実例を見ても、実際に申し込みの開始当日から申し込みが殺到するということで、今もう既に300件を超える申し込みがあるというような話も聞いています。そういった意味では、使いやすい、門戸の広いものをつくっていけば、そこにしっかりと利用は進んでいくし、あとは本体のほうの耐震化にどうつなげていくのかということに、これからつなげていくのが大切な問題だと思っています。  そういった意味では、他の府県なんかでも実施をされて、大きな経済効果も含めて利用の促進が進んでいますけれども、住宅のリフォームの助成制度というのはやはり大きく、耐震化への一つの大きなインセンティブになるのではないかなと思いますし、引き続きこのことは議論を続けていくことが必要だと思っています。  先ほど出ていたKTRの問題ですけれども、やはり大きな観点としては、北部地域の皆さんの生活の足を守るということに、しっかりと軸足を置いて議論を進めていくことが必要だと思っています。実際に京丹後市なんかでも独自の利用促進の対策がとられていますし、そういった中で本府も地域の足を守るというところにしっかりと責任を持って、地域と一緒になって、例えば、今回のKTRで言えば、もともとはJRの路線であって、不採算路線を切り捨てていくというような政策の中で、地域と自治体にこういった負担を押しつけるというJRの取り組み方針の中で、利用維持、拡大といったものに、JRも含めてしっかりと取り組んでいくことが必要ではないかなと思いますし、ここも引き続き議論をしていくことが必要ではないかなと考えています。  先月、新名神高速道路の大津-城陽間、八幡-高槻間については、凍結解除が発表されましたけれども、地域の住民の中にも、環境問題を含めて、まだまだ根強い反対の声があるわけです。また、採算性など一定の議論の中で凍結されたものが、担当大臣の一声で凍結解除になるといった意味では、手続の面でも大いに問題があるのではないかなと私自身は感じています。  府民の暮らしはもちろん、経済面でも大きなウエートを占める建設交通部の分野でありますし、さらに府民の皆さんの安心・安全、生活環境の充実、また、地元建設土木業者の健全育成、地域経済の活性化といったものも踏まえて、他の部局とも協力をして取り組んでいっていただきたいなと考えています。  以上です。 57: ◯平井委員  ことし1年、この建設交通常任委員会に所属させていただきまして、多くのことを学ばせていただいたと思っております。とりわけ、この委員会は京都府民、住民の生命と財産を守るという視点のインフラを主にされている委員会ということで、災害対策であったり、地域活性化の大きな屋台骨を背負っている委員会だということで、勉強させていただきました。  とりわけ、災害ということでいきますと、当然、豪雨対策であったりということでは、ことし記憶に大きく残っているのが、豪雪というのですか、大雪が日本海側を襲ったことで孤立される集落や、さまざまな方で被害がありました。補正予算の中でも例年以上の予算を組むという形では間に合わずに、補正を組んで対策をしたということでも、自然災害の部分では大きな部分があったなということを学ばせていただきました。  あわせまして、自分の在任中に、日本海側拠点港ということで、京都舞鶴港が選定されたことも大きな一つだったと思います。これからは、それをさらにどう活躍されていくかということも議論されていきますので、期待をさせていただきたいと思います。  同時に、先ほどから議論にもなっておりますKTRの問題であります。他の委員の方も述べられたように、もともと不採算路線を民営化していく中でということなので、なかなか普通の形だけでは経営が安定をしないということで、基金という形でこの間、運営されているのですけれども、委員会の中でも少し述べさせていただいたのですが、この基金での拠出ということでは、市町村や住民には、かえってややわかりにくくなっているのかなと。あるいは京都府に対してでも、私は同様かなと思うので、基金の利用ということで理事者の方からも御意見はいただいているのですけれども、少し考え直す時期ではないかなということでは大きな課題だと思っております。  あわせて、入札制度の問題であります。ほかの委員の方も述べられているように、やはり現在の入札制度の問題点ということで、さまざまな改革をしていただいておりますし、大きくは総務部の所管にはなるのですが、この委員会は、地域活性化とあわせて業者の育成という視点での入札のあり方というのにも力点を置いていただきたいと思います。現在、正直言って価格の低いところを抽せんされているのですかね。そういう意味でいきますと、業者の積み上げてきた技術が、その入札に活かされているかというのが非常に疑問に思っております。そういう意味でいきますと、この入札制度のあり方についても、公契約のあり方も含めてですけれども、業者育成という視点でも力点を置いていただきたいと思っております。  個人的には、かつての上司・先輩がおられる委員会ということで、やややりにくいということは感じましたけれども、その分、励みにもなりました。また、奥田委員長、片山副委員長、大野副委員長、そしてほかの委員の皆様にも励ましていただきながら、理事者の皆さんと一緒に議論できたことを私自身感謝しておりますし、また、来年以降もさまざまな形で御協力いただくことをお願いしまして、感謝の意見とさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。 58: ◯兎委員  建設交通常任委員会は、昨年の5月から活動させていただきまして、東日本大震災直後でもあり、「地震に強いまちづくりに向けて」をテーマに管外調査もさせていただき、いろいろ勉強させていただきました。  そういうような中で災害等がありましたけれども、近年頻発しているゲリラ豪雨問題、竜巻、そして京都で起きた祇園での事故、先ほど問題になりました亀岡での交通事故、改めて安心・安全なまちづくりに向けてしっかりと支援していかなければならないと、つくづく感じております。  そこで、私が一番感銘を受けたのは、昨年の10月、管外調査での栃木県の「生活交通対策」でした。また、栃木県では自動車の普及率が全国的にも高く、生活交通を取り巻く問題が早くから顕在化されていたということもありまして、県独自の生活交通を維持するための市町村支援措置が講じられています。  その一つに、県や市町村などで構成された栃木県生活交通協議会の「とちぎ生活交通ネットワークガイドライン」ということがありますが、これは平成21年4月に、市町村担当者や交通事業者、また地域住民らが、生活交通というような身近な問題をもう一度見詰め直して、より使いやすく持続可能なものへと再構築するための羅針盤として作成されておりました。  全国的に自動車利用の増加や、地方における過疎化の進行により、地域の公共交通の経営状況は厳しく、事業の撤退や縮小、運行本数の減少が進んでいます。このため自動車を利用できない人に対する交通手段の確保が大きな課題となっております。  京都府でも、既存公共交通機関の路線維持とともに、過疎化が進んでいる地域における交通手段の確保が課題となっており、市町村を中心にさまざまな取り組みが行われているところが現状でございます。  栃木県の県庁所在地である宇都宮市では、既存の路線バスに対し、国からの補助のほか、栃木県と協調した補助制度や市独自の上乗せ補助制度を設けるとともに、利用促進のために市民に対する路線バスについての情報提供なども行っておられました。さらに、既存の路線バスでは賄い切れない地域の公共交通として、新たな地域内交通を創出する場合の支援も講じておられました。  また、宇都宮市の地域交通に関する制度上の特徴は、自治会負担金を必ず徴収することにもあります。負担金を取らずに運営する方法も検討されたということですが、地元の無関心さによる失敗を防ぐために、あえて少額でも負担金を徴収する制度とされ、結果的に成功しているとのことでありました。  管外調査を通して、改めて私たちが本当に住みやすい、地震にも強いまちづくりに向けて、小さい子どもから高齢者まで、安心で安全なまちづくりをしっかりと支援していかなければならないと思っております。  奥田委員長、片山・大野副委員長、また、伊勢田建設交通部長様を初め、理事者の方々に本当に御指示いただきまして、ありがとうございました。また機会がありましたら、勉強しながら頑張っていきたいと思っております。  本当に1年間ありがとうございました。 59: ◯原田委員  私も建設交通常任委員会に入らせていただいて1年、これまで初めて建設交通常任委員会を担当することになり、委員になってから業界の方々を本当にたくさん訪問させていただきました。その中で、かなり大手のゼネコンさんも含めて、これほど深刻なのかという話があり、これをやはり何とかしなければならないのではないかと思いました。京都の経済をしっかり支え、また、特にこの業界はマンパワー、人の力で大きくされていますし、雇用も含めて重要な役割を持っているという点での実感を感じ、そういう中でも何ができるのだろうかということをいろいろ考えながら、やらせていただきました。  特に、この厳しい状況の関係で言うと、小泉構造改革以来、公共事業が大幅に減り、無駄な大型公共事業は節約しなければならなくなりました。我々の暮らし全体に直接かかわるところも含めて、公共事業の著しい減少のもと、さらにこのデフレ経済が続き、公共事業の低入札が一層進んできたというのが今の状況だと感じました。
     特に、この低入札の関係で言えば、ひどいところでは、まさに最低制限価格の上下1%ずつの2%に75%が張りつくという状況であり、もうほとんど半分以上が抽せんだというような状況になっているわけです。業界の方々のお話を聞いていても、「資金繰りに有利子でやっているところは、もうもたへんで」と言われるぐらい厳しい状況にあるわけです。今、金利負担が企業の資金繰りの足かせ、経営の圧迫というような状況にもなっていますし、銀行に融資を頼みに行くと、「融資を受けたかったら受注契約とってこい、そしたら融資は考えよう」ということが現に言われているというところまで話が出ています。ですから、利益度外視でも何とか落としたいという状況がかなり生まれてきているわけで、こういう中で、公共事業は利益が出ないけれども、それでも必死で頑張ってこられたのが今の業界の実態ではないかなと思います。  このような状況が続けば、今、言われている社会資本、社会資源の安全確保にも大きな障害が発生すると思われます。同時に、利益調整を下請の弱いところにしわ寄せというのが起きて、今の現状のような現場の工賃、あるいは労働者の賃下げが生じてしまいます。特に今、鉄筋工や型枠というようなところは、若い技術者の育成もできず、なかなか若い人の参入もできないというような状況を聞いています。そういう意味では、賃金保障、あるいは下請単価のしっかりとした確保というのが必要ではないかと思います。まさに焦眉の課題だという中で、本府でも入札制度の検討委員会が設置され、一定の改善方向が出されてきています。そういった点では、我々のこの間の調査の中での取り組みが、一定反映ができたのかなという意味では、いろいろ、その他の点では議論になるところもありましたけれども、この委員会に所属させていただいての仕事として、非常によかったなと思っています。  あと、もう一点は、社会資源の老朽化問題というのが、本当にこれは深刻だなと思います。あと20年、30年経ったときに、今ある橋や道路が本当に維持できるのか。この間の道路や橋の維持管理の上で、耐用年数を過ぎた道路の早期な対応をということでやられてはいます。京都の場合、府道の下に下水管が走っているかどうか、あるいは陥没問題等というのが、余り出ていませんけれども、こういう問題も含めて、どういう方向になるのかと非常に危惧される問題です。こういうのをこれからの社会資本の注入というのは非常に大きなものが必要になってくるのではないかと思います。そういう点での全体の行政、あるいはあり方というのが、この委員会のところでも大きく問われる課題になろうかと思いますので、京都府として、国にも働きかけると同時に、地方自治体に、どれだけの支援策を講じられるのかということが重要です。これはまさに人の命にかかわる問題も含めて大事なところになってくるだろうと思います。その点も今後、引き続き大いに検討し、一緒に頑張りながら、また理事者の方々にも、そういう点での御奮闘をいただきたいと思います。  それから、災害対策についても、昨年6月の台風2号では、弥栄町の野中のところで、野間の道路のスノーシェルターを撤去して新しくつくろうとしたときに、台風の豪雨でのり面が崩れ、まさに孤立化するというような状況で発生し、丹後土木事務所が自動車を出して、間人の平までの廃道になっていたような道を、何とか使えるような形で、誘導しながら行ったり来たりさせるというような孤立化状態が生まれました。今、危険箇所の対応というのが同時に大いにやらなければならない重要な問題としてありますし、ここの点での予算というのも非常に重要な課題になってくると思います。  ですから、そういう点での孤立集落を生まない。先ほど雪害問題でも少し言われましたけれども、雪害問題だけではなくて、道路そのものをしっかりと維持管理していかないと大変な状況にもなります。野間で起きた災害で言えば、急遽、高校生などは下におりて、1週間程度宿舎生活をして、学校に通うような事態も生まれたわけで、そういう点でのしっかりとした制度支援というのを講じていくことが必要だと思います。  最後に、私は、これまで商工やほかの委員会などいろいろなところに少しかかわらせていただきましたが、建設交通常任委員会というのは不思議なところだと思いました。それは、今、理事者のお名前をずっと見ましても、管理監督の部署ばかりで、業界の振興・発展を考える専門部署がないのがどうなのだろうと思います。これは今後の委員会のあり方としても、業界の全体の振興・発展をどう図るのかという点で、ぜひ専門部署の設置を検討することぐらいが必要ではないかということを感じました。そういう点でまた、この府政の中で一緒に仕事をさせていただく中で、大いに協力もし合いながら、前へ進める点は進めていきながら、行っていきたいと思っております。  以上です。 60: ◯大野副委員長  1年間ありがとうございました。  この委員会は、ちょうど昨年の3月11日に起きた東日本大震災の問題、津波の問題、加えて福島原発の問題、そして9月の台風12号、15号による和歌山県、奈良県の災害を目の当たりにして、建設交通常任委員会の、安心・安全に向けて一層認識を新たにさせられた1年であったと、まず思っております。  最後の委員会でございますので、地元問題で恐縮ですけれども、2点ばかりお礼を申し上げたいと存じます。  去る4月27日に完成をしていただきました流れ橋ですが、台風等の災害の中で、常に多くの費用をかけていただいて、無事に完成をいたしました。多くの地元民や観光客がゴールデンウイークに間に合ったと大変喜ばれておりましたことに、まずお礼を申し上げたいと存じております。  それから、12月4日に新名神高速道路の城陽-八幡間の着工式があり、4月1日には京都府・滋賀県・大阪府の3知事が京田辺市にお越しになって、前田国土交通大臣に対して未着工区間をぜひとも早くやってほしいという大きな願いに、大臣は、「エイプリルフールではなく、必ずこの4月じゅうには結論を出したい」と公言されて、山田知事を先頭にお取り組みをいただき、見事に4月20日に事業認可されるという、八幡市にとっては、まちづくりについて大変大きな光を与えてくれたと、地元の方々が喜んでおられることをまず御報告をし、御礼を申し上げたいと存じます。  その他は、総括になりますので多くの委員とほとんど同じでございますけれども、私は少し違った角度でお話ししたいと思います。  KTRの問題でございますけれども、今日まで、ともすればKTRの問題は触れないで、タブー視されてきた。公共の福祉として常に府民の足を守るのだ、安全を守るのだということだけで過ごされてきたのですが、本委員会において、きちっとそのチェック機能を果たすといいますか、それぞれの責任を明確にしていこうといった議論を、委員会で取り上げられたというのが初めてだったというように思っております。  そういった意味で、本委員会がまじめにチェック機能を果たしていく、またそれぞれの責任を果たそうという思いで一定まとめ上げることができたということで、府民に対して理解をしていただける大変大きな問題として印象に残った1年でありました。  地元問題等で、特に要望を出されておりますのが、今日まで淀川水系の木津川堤防の強化について、長年ずっと、京都府の重大施策の問題として取り上げていただいて、いろいろと堤防強化をしていただきました。しかし、先般もお話をいたしておりましたけれども、モグラ穴の問題です。最近、地元では、モグラ穴プラス、オオネズミ問題で、かなり大きな穴があちこちあいてきているということで、写真を撮っている方がおいでになりまして、「ぜひとも京都府のほうへ持っていきます」というお約束をいたしました。ぜひとももう一度、総点検をしていただいて、梅雨の洪水期までに、安全・安心で暮らせるような、堤防の問題に御尽力いただきたいというように思っております。  次に、道路問題も一つだけお願いしたいと思います。八幡木津線ですが、岩田地域においては周辺が農業地域でありまして、子どもたちの通学路は、できるだけ信号を通って安全なように通学をされておりますが、農家の方々が非常に危険な状況で、両サイドに歩道がないということで、何とか歩道設置をと言われています。これはもう長年、20年来の要望でございますので、ぜひとも調査をしていただいて、取り組んでいただきたいというように思っております。  先般、宇治市で我々議員団が府政報告会を持たせていただいたときに、特に府民公募型の問題について多くの質問がございまして、ぜひともこれは続けてほしいということでした。今年度から取り組んでいただけるだろうという、買収をして、2年、3年かかる工事でも、ぜひとも続けてほしいということで、大きな希望がありましたことをお願いとして申し添えいたします。  いずれにいたしましても、私たちのこの建設交通常任委員会というのは、先ほど来お話がありましたように、経済の問題、雇用の問題、そして我々の安心・安全、命を守るためのインフラの整備の使命があります。懸命にお取り組みいただいております執行部の皆さん方に心から御礼を申し上げますとともに、より一層、気くばせ・目くばせを深めていただきまして、府民の安心・安全を守っていただけるというように心からお願いを申し上げ、この1年間お世話になりまして、厚く御礼を申し上げまして、まとめとさせていただきます。  ありがとうございました。 61: ◯片山副委員長  それでは、1年間を振り返らせていただきまして、私のまとめを述べたいと思います。  私、府会議員になりまして5年が経過するわけでありますけれども、その間3年間、この建設交通常任委員会委員として在籍をしておるところで、決して建設族の議員ではございませんけれども、何か御縁があって、この建設交通常任委員会に入らせてもらっております。  この1年間ではなしに、私が入らせていただいて、思い返しますと、私は南丹市園部町に住んでおりますけれども、私の地元のJR山陰線の園部駅までの複線化がございました。そして、先日、皆さん御出席いただきましたように、天神川放水路の完成式典があったり、安全の面、基幹交通の充実、また、平成24年度には第二外環状道路が完成いたしまして、京都縦貫自動車道も名神に直結ができるということで大変期待が大きいです。  また、畑川ダムも、この生きておる間に見たことがない定礎式にも出席をさせていただきまして、あのような形で定礎式が行われ、今、着実に工事を進めていただき、完成に向かっているというところ、本当につくづく実感をしておるところであります。  国のほうの地方財政計画が公共事業削減という方向で、毎年毎年、国の予算、公共事業が減らされている中で、今後、府民の皆さん方のインフラをいかに確保していくかというところで、伊勢田部長以下、理事者の皆さん方には御苦労を、本当に少ない財源の中で、いかに効果をあらわしていくかという、至難の技をこれからやっていただけねばならないということで、本当に気の毒に思っておるわけであります。やはり、しっかり公共事業のあり方、経済に対する波及効果、乗数効果というのは、かなり公共事業というのは占めております。大変すそ野が広いこの業界でございますので、もちろん今後もしっかりと国のほうから予算を分捕っていただいて、できるだけインフラ整備に充てていただきたいなという思いでおります。  私が当選をして、府議会議員にならせていただいたのが平成19年でございまして、落札率を見ますと、それまでは九三,四%あったのが、平成19年度で70何%まで、がたっと落ちました。それから、今、平成24年度でありますけれども、徐々にではありますけれども、最低限の落札パーセンテージも上がってきておりました。その間も公平・公正にこの入札制度改革を進めてこられていまして、まだまだ不十分だと思いますけれども、その努力には本当に感謝をしております。また、できれば予定価格の事後公表にぜひとも取り組んでいただいて、より透明性をしっかり担保して、また公平性もしっかり担保して、できるだけ業者の方の技術力が、またその積算能力が発揮できるような入札制度に、ぜひとも改革に励んでいただきたいなと思っております。  もちろん建設業の皆さん方は大変疲弊をして大変な状況の中で、私が1点感じておりますのは、私の地元で美山町は2メートルからの大変多く雪が降るところでございますし、ほとんど住民の皆さん方のふだんの生活道路が府道でございますので、その辺のところ、大雪のときにはしっかり除雪をしていただいております。しかし、建設業として会社を維持していく中で、除雪もやらなあかん。しかし、1年間を通したら、なかなか仕事がないし、会社を維持していくのがなかなか難しい時代に入ったと。でも、我々がやっぱり、ここで歯を食いしばって住民の皆さん方の足を確保するために除雪を、それこそ夜中に起きて除雪車で雪かきをしていただいているから皆さん方の足を守っていただいている。そういうような使命感を持って建設業の皆さんに頑張ってもらっております。できるだけ皆さんが、三方よしではないですけれども、業者の皆さん方も喜んでいただく、また、住民の皆さんに喜んでいただく、また、発注者の理事者側も喜んでいただくような、そのような公共事業にぜひともなっていただきたいなと思っております。  これから平成26年には、丹波からわちに京都縦貫道がつながってまいります。私がその道路の重要性で一番感じておることは、少々古い話でありますけれども、大正時代の末期に大阪市で関一市長という方がおられました。今の橋下市長の前の平松市長の、その前の関淳一市長のおじいさんでありますけれども、大阪市は昭和の大恐慌とか、不況な時代でございまして、大変財政がない中、その方が御堂筋を思い切って拡幅をして、南北をつなぐ重要な道路が必要だということで思い切った公共投資をやっていただきました。その後、敗戦を迎えて日本が高度成長を迎えた中で、大阪の経済が発展をしていったというのは、あの御堂筋の道路のおかげでありますし、1970年の大阪万博のときにも箕面まで延伸をして、新御堂筋ができて大阪というまちが南北でつながる。ああいうような道路の重要性というのは、30年後、50年後、いや100年後に道路というのは評価されるのだなというぐらい重要なものであります。そういうような意味も含めて、ぜひとも新規の新しい道路もそろそろつくっていただかなければならないかなという思いでおります。  長々としゃべりましたけれども、本当に1年間お世話になりました。特に原田委員には、議員としての権能を私が削除したというか、自由闊達な発言を阻害したというような御意見もございましたけれども、奥田委員長、また大野副委員長さんもおられ、やはり正副委員長がおります。自由な発言の中にも一定のルールがございますので、また、正副委員長もしっかりこの常任委員会の運営をしていかなければならないという立場で、あのような措置をとらせていただいたということで、本当に御迷惑をかけたかなと思っております。  そういう意味も含めて、本当に1年間、伊勢田部長を初め、理事者の皆さん方には本当に丁寧な御答弁をいただきました。また、奥田委員長、そして大野副委員長にも、また委員の皆さん方にも、いろいろお世話になりましたことを最後に感謝、御礼を申し上げさせていただきまして、私のまとめとさせていただきます。  1年間ありがとうございました。 62: 4 その他   2月定例会以降の閉会中における行催事等に係る委員会調査の結果概要について、別  添一覧表のとおりであることが報告された。   また、委員会の閉会に当たり、理事者を代表して伊勢田建設交通部長からあいさつが  行われた。   続いて、奥田委員長からあいさつが行われた。 63: ◯伊勢田建設交通部長  委員長のお許しをいただきまして、ごあいさつさせていただきます。  奥田委員長、片山副委員長、大野副委員長、そして委員の皆様方、1年間格別の御指導、御協力を賜りましたこと、心より御礼を申し上げます。  ちょうだいいたしました御意見、御指摘は真摯に受けとめまして、今後の行政に生かしてまいります。  皆様方のますますの御健勝を祈念申し上げますとともに、今後とも御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、御礼のあいさつとさせていただきます。  1年間、まことにありがとうございました。 64: ◯奥田委員長  それでは、閉会に当たり、私からも一言ごあいさつ申し上げます。  昨年5月に建設交通常任委員長に御選任いただいて以来、本日まで、片山・大野両副委員長を初め、委員の皆様方には、委員会運営には格段の御協力をいただき、委員会審査はもとより、管内外調査、閉会中の常任委員会等、活発な委員会活動が展開できましたことに心から感謝申し上げます。  また、伊勢田建設交通部長を初め、理事者の皆様方にも、この間、各般行政におきまして大変御尽力いただき、ありがとうございました。おかげをもちまして、大過なく委員長の責務を果たせましたことを、この場をおかりいたしまして委員並びに理事者の皆様に改めまして厚くお礼申し上げます。  さて、京都府におかれましては、公共事業の改善、改革を初め、交通網の整備や災害対策の強化等に取り組まれるとともに、地域資源を生かしたまちづくりや人にやさしく住みやすいまちづくりに御尽力いただいているところであります。  特に、今期におきましては、大手川河川激甚災害対策特別緊急事業を初め、畑川ダムの建設や北大河原トンネル安全祈願祭、南丹市の天神川放水路等、防災に向けたさまざまな事業に係る竣工式等に出席させていただき、その成果を直接、拝見することができました。  昨年には、京都舞鶴港が日本海側拠点港に選定され、現在は、より機能強化に取り組んでおられるところであり、京都府の産業振興や地域の活性化の拠点となることが非常に期待されるところであります。  さらに、新名神高速道路におきましては、昨年12月4日に城陽-八幡間の着工式があり、この4月には凍結区間であった大津-城陽間及び八幡-高槻間についても国土交通大臣が事業認可をされ、事業開始となりました。  また、鉄道の部分では、かねてより沿線市町から要望しておられましたJR奈良線の複線化につきましても、第二期事業として実施に向けた調査に取り組まれるとのことでありますが、計画区間の早期複線化とともに、残された区間につきましても、引き続きJRと御協議いただき、ぜひとも全線複線化を実現していただくよう強く願うところであります。  最後に、私の地元の城陽市の話になりますが、私の委員長在任中に懸案の府道上狛城陽線の整備について、予算特別委員会の総括質疑の中で知事からも積極的な御答弁をいただき、いよいよ調査が開始されることになりました。さらに、新名神城陽-八幡間の着工、城陽-大津間の凍結解除、JR奈良線城陽-新田間の複線化、国道307号の青谷バイパスのルート変更、国道24号線の荒洲沿いの新市街地等々、多くの新規や整備事業に着手していただいたことに感謝を申し上げる次第でございます。  さて、委員長在任中、理事者の皆さんには、いろいろプレスを通して報道いただく中で、事前に私どものほうに、「本日プレス発表をしたので」という御連絡をいただき、内容まで我々は承知することができました。京都府の事業が新聞に載って初めて、「あ、こんなことをやっているのだな」ということがわかる、そういう事象がたくさんあるわけでございますが、この委員会におきましては、すべて、理事者の方から事前に我々に御連絡いただきまして、地元でも話が出たときに速やかに説明ができるといった環境をつくっていただけましたことは非常にありがたく、感謝している次第でございます。本当にありがとうございます。  理事者の皆さんにおかれましては、厳しい財政状況のもとではありますが、府民の生活を支えるため、前向きに取り組まれているその姿勢には非常に高く評価したいと思っております。今後とも府民の方々の要望や期待に的確にこたえるべく、より一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げます。また、本委員会において委員各位から指摘、要望のありました事項については、積極的に御検討いただきますようお願いいたします。  最後になりましたが、委員並びに理事者の皆様方の御健康とさらなる御活躍を御祈念いたしまして、私のあいさつとさせていただきます。  1年間、どうもありがとうございました。 65: 5 閉 会   奥田委員長から閉会宣告が行われた。                                    -以 上- 発言が指定されていません。 ↑ ページの先頭へ...